1950-07-27 第8回国会 衆議院 大蔵委員会 第10号
従つてこの調査の方針が行き過ぎになると、家宅搜査、財産調査という問題が起るわけであります。その点具体的にどういうふうな程度にやるのか、それを伺いたいのであります。また御決定がないのかどうか、今後の問題としてけつこうでありますが、その方向で行き過ぎにならないか、その限度がどこにあるか、こういうことを知りたいのであります。
従つてこの調査の方針が行き過ぎになると、家宅搜査、財産調査という問題が起るわけであります。その点具体的にどういうふうな程度にやるのか、それを伺いたいのであります。また御決定がないのかどうか、今後の問題としてけつこうでありますが、その方向で行き過ぎにならないか、その限度がどこにあるか、こういうことを知りたいのであります。
家宅搜査があつた直後あたりでしよう。
検察庁におきましては、県庁、市役所等家宅搜査をいたしました所が三十六ケ所に及びまして、二千四百余通に上りまする文書の調査、六千余通に上ります証拠書類等々の調査を終りまして、二十二年度、二十三年度の募金の中からいたしまして約二百七万四千円の不正横領をいたしました事実が明確に相なりまして、これらの事件の全貌が公表せられたのでございます。
次に証拠隠滅の事実につきましては、三氏のお話を承りましても、証拠隠滅をはかつたことはないという確証をお述べになつておられるのでございますし、またすでに家宅搜査が行われた以上、私どもの常識といたしまして、これ以上証拠隠滅をはかられるというような疑いを持たないのであります。
ことに過日本会議におきまして、社会党から緊急質問をせられた当時の法務政務次官であられた田中角榮さんは、当局から家宅搜査を受け、九州の同氏の事務所は取調べを受け、社員が強制收客されておりまずが、田中さんはただ政務次官をおやめになつただけであります。
それが日曜に陰微の間にやられたのだからさしつかえないのだというようなお話がありましたけれども、たいてい家宅搜査は、朝つぱら人が起きるか起きんかしらんうちにやられておる樣子であります。勾引でも同じことであります。日曜にやつたからとか、あるいは人のわからぬときにやつたからということは言い訳にならぬと思う。そういうことをおやりになるおらおやりになるで、相当の注意をもつてやるべき問題だと私は考えておる。
被疑者として家宅搜査をやる。そうしてお前は人格が高潔でない、能率的な事務の処理に理解がないじやないかというような疑いがあるというので逮捕状を出す。しかも閣員ですから、全部に逮捕状を出そうと思えば出せるようなことになる。そういうことが法律で許されておるということについて、何ら危險を感じられないかどうか。いわゆる檢察フアシヨということは、國民の声として非常に論議されております。
浜名地区警察署三十五名、縣加藤警察長及び縣本部人事装備、搜査、警備各課は、事件の重大性に鑑み、六日午前二時ごろ濱松市警察署に至り、浜松市公安委員会及び濱松市警察署長、浜名地区警察署長等とともにこれが対策を緊急協議の結果、警備警察官應援派遣計画を樹立するとともに、警備取締本部を設置し、國家地方警察静岡縣各課を初め、各署より同日午後一時ごろ百十名の警察官の派遣をなし、合計約三百名の警察官をもつて嚴重なる警戒取締りと家宅搜査実施